感音性難聴
- 傷病名
- 感音性難聴
- 年金種類
- 20歳前の傷病による障害基礎年金 事後重症請求
- 性別
- 女性
- 等級
- 2級
- 年齢
- 50代
- 支給額
- 約78万円(年額)
- ご相談時の状況
-
ホームページをご覧になられてお問合せ頂きました。お話を聞くと昭和40年代(ご相談者さまが小学校の頃)の初診日で医療機関にも診療録の保管も既になく、20歳前に初診日があることの証明ができない困難事案でした。
ご本人の障害の状態は障害該当の可能性がある=聴覚で重い障害がある状態の方でした。
日常においてもご生活に大変なご不便がある状況で、その生活をご主人様が献身的に対応され支えられている状況でした。 - 相談から請求までのサポート
-
実際に初診日の証明書(受診状況等証明書)が取得できない事案のご相談は少なくありません。法令上の診療録の保存期間が5年であること、個人情報の流失等のリスク回避もあってか、電子カルテとなっても5年で破棄されるケースは大変に多いのが実情です。
受診状況等証明書が取得できない場合は、客観的資料の提出や第三者の申立てを以て証明書の代わりとして審査を受けられる取扱いがあります。ただ、当初は客観的な資料や第三者の申立て取得できず、限られた参考資料をもって障害年金請求書を提出いたしました。
ある程度想定はしていましたが、提出後に日本年金機構からは審査にあたり、初診日を証明する追加の資料の提出を求められることとなりました。奥様が通われた学校へお手紙を出したことから、小学校2年時の担任の先生とご連絡を取ることができ、ご本人の当時のご様子を書いて頂き、第三者の申立てとして追加提出いたしました。 - 結果
-
無事に初診日を認められ障害基礎年金2級の認定を受けることができました。
ご夫妻と共に当時の担任の先生とお会いしたことなど大変に貴重な体験をさせて頂きました。本当に記憶に残る請求事案となりました。