内容をスキップ

受給事例

統合失調症

傷病名
統合失調症
年金種類
特別障害給付金 事後重症給付金申請
性別
男性・女性
等級
2級
年齢
50代
支給額
約50万円(年額)
ご相談時の状況

ご相談はホームページをご覧になられて奥様よりお問い合わせ頂きました。初回相談はご自宅へのお伺いして、ご本人、奥様とお話をお伺いすることになりました。
特別障害給付金(国民年金に任意加入していなかったことにより、障害基礎年金を受給することができない障害者の方について、国民年金制度の発展過程において生じた特別な事情にかんがみ、福祉的措置としてできた制度。)の対象となる、昨今ではご相談の大変に少ないケースでした。
平成3年3月以前は大学生等の学生の方は20歳になっても当時は公的年金への加入義務がなく、あくまでも国民年金の任意加入対象だった期間がありました。そのため、20歳以降に公的年金に加入していないためその期間に初診日がある場合、障害基礎年金の給付対象からもれてしまう事態が発生してしまいました。そのため救済制度としてできた制度で対象となる方は大変に限られる給付金の対象となる方でした。

相談から請求までのサポート

当初はご家族での手続きを検討されていらっしゃったとのことですが、途中からどのように進めて良いかが分からなくなり頓挫されていらっしゃいました。
初診日が昭和50年代とご相談当時でも25年ほど前の初診日で受診状況等証明書の取得等が問題となるかと思われましたが、思いのほか診療録の保管があり、その点はスムーズに進めることができました。

結果

無事に特別障害給付金2級の認定を受けることができました。障害基礎年金に比べると支給額が少ないのですが、ご病気でお仕事もすることができないご家庭にとっては大切な給付金支給となり、当事務所もご相談者さまのお役に立てたのではと思います。